BCisco Systms,Ink,について

この会社は、マイアミから北に向かいフォートラナダドールという町にある。ここも、Commercial Placeという建物の中に入っており、同じような会社がたくさん入っていた。

Commercial Place

 この会社は、ネットワーク用のハードやソフトを扱っている会社でりシステム開発も行っている。ここも実際にこの場所には製品はないとのことで、見ることはできなかった。ここの建物はかなりの規模の大きさであり、この中にベンチャー企業が入り、インターネット上のオフィスとして使っているようだ。また、ここもアリゾナで聞いた協会方式のような組織である。

 John B氏はここでManager,Project Deliverry Professinal Servicesという仕事をしており、各地をまわっている。早口でなかなか言っていることが理解できなかったが、コンピュータ用語が多いので、何とかなった。まず、彼の担当は、ビジネスソフトウェアの売り込みのようだ。スーパーなどの会計のシステムを作っており、買い物をしたものを、籠に入れたまま、レジを通ると会計が済んでしまい、カードで決算することができる。もし、返品するとしても、バーコードを読み取るだけで、いつ誰が買ったものか等のデータが即座に出てくるシステムを作っていることがわかった。ハードウェアは、エプソンを使っており、プリンタ等の性能が良いことを話していた。エプソンは時計メーカーであるセイコーであることももちろん知っていた。

 話はいろいろ進み、コンピュータメーカーの話や通信、車、値段など広範囲になった。日本のメーカーであるNEC、東芝、パナソニック、三菱等をよく知っていた。特にパナソニックのTVを好んでいるようであった。

 通信の話になり、最初に質問した内容であるが、意外なことがわかった。アメリカに来てインターネットにつなぐことに苦労した話をすると、彼もその経験があり、シンガポールとかヨーロッパはUSAと同じですぐにつながったが、日本だけはだめだと。つまり日本から持ってきたものはUSAではつながらないということである。日本が世界基準から外れているということになる。このようなことは、日本の中にいるだけでは、わからなかったことである。

 通信料やその他もろもろも高いことは良く知っており、アメリカでは考えられないというのも当然である。AOLにつながつてからは、電話代が毎日1回高くて1ドル〜ただ、基本的に市内通話はフリーで、電話代はホテルの使用料ということになる。つまり2回使うよりもつなぎっぱなしの方が安いということになる。

 携帯電話の話になり、アメリカの大きなメーカMCIの話になったので、iモードを知っているかきいてみた。名前は知らなかったが、インターネットができる携帯電話だということを話すとすぐにわかった。日本の最大の通信会社でNTTだというと、その会社だけの技術かと言うのでそうだというとがっかりしていた。つまりまだアメリカには入らないということである。

次にソフトウェアであるが、OSはマイクロソフトに牛耳られているが、UNIXやJAVA等の技術が大切になると話していた。大学ではやはりUNIXを使用しているとのことで、日本の工場でもまだ、DOSが動いている話をすると、そのほうが安全だということで話が一致した。

飛行機で隣り合わせたJohn−B氏 と Sam−O氏